• Google広告
  • システム・ツール
  • フリーランス
  • 企業担当者
  • 生成AI

広告データの毎朝自動収集をClaude Codeで作った話

広告データを毎朝自動収集する仕組み

広告運用者の朝は、だいたい同じ作業から始まります。Google広告の管理画面にログインして数字を確認、Metaの管理画面にログインして確認、必要ならCSVをエクスポートしてスプレッドシートに貼り付け——。アカウントを複数預かっていると、この巡回だけで朝のかなりの時間が溶けます。

私はこの作業を、Claude Codeで作った自動収集の仕組みに置き換えました。言っておくと、私はコードが書けない広告運用者です。それでも動く仕組みが作れた話と、運用して初めて分かった落とし穴を書きます。

結論:毎朝、全クライアントの前日データが勝手に手元に揃う

今の私の朝はこうなっています。

・毎朝決まった時刻に、預かっている全アカウントのGoogle広告・Meta広告の前日分データがAPI経由で自動取得され、クライアント別のフォルダに日次CSVとして貯まっていく

・同時に、クライアントごとのダッシュボード(HTML)と、全クライアントを横断して見られる全体ダッシュボードが自動で作り直される

・全体ダッシュボードには「要対応」のバッジが付くので、朝はまずそこだけ見ればいい

管理画面への巡回ログインは、日常からほぼ消えました。数字を「集める時間」がゼロになり、「読む時間」から朝が始まるようになった、というのが一番大きな変化です。

コードが書けなくても作れた理由

仕組みと言っても、私が書いたコードは1行もありません。全部Claude Codeに書かせました。

進め方は単純で、「Google広告の日次データを毎朝取得してクライアント別のフォルダにCSVで保存したい」と日本語で伝えて、出てきたものを動かし、エラーが出たらエラーをそのまま貼り付けて直させる。この繰り返しです。API連携のような「エンジニアの領域」だと思っていた部分も、この往復で越えられました。

正直に言うと、一発では動きません。認証まわりでつまずき、データの形式でつまずき、何度もやり直しています。「誰でも簡単に作れる」とは言いませんが、「コードが書けないから無理」ではなくなった、というのが実感です。

運用して分かった3つの落とし穴

作って終わりではなく、数ヶ月運用して初めて分かったことがあります。ここがこの記事で一番書きたかった部分です。

■ 落とし穴1:管理画面のデータには保持期間がある
広告データはAPIから取れる期間に限りがあり、古い日次データは取得できなくなっていきます。「毎日取ってるから大丈夫」と思っていても、取りこぼした期間を後から埋めようとすると、もう取れない。対策として、月に一度、確定した月次データをアーカイブする工程をセットにしました。自動収集を作るなら、収集と保全はワンセットで設計するのがおすすめです。

■ 落とし穴2:CVの「定義ズレ」に気づきにくい
APIで取った数字と管理画面の数字が微妙に合わない、が起きます。私の場合、Metaのカスタムコンバージョンの内訳が、APIの取得の仕方によって合計値に丸まってしまうことがありました。取得フィールドの指定を変えて解決しましたが、気づくまでは「合っているはずの数字」を疑えませんでした。自動化した数字は最初の1〜2週間、管理画面と突き合わせて検証する期間を持つべきです。

■ 落とし穴3:当日データを追いたくなる誘惑
作り始めると「リアルタイムで当日の数字も見たい」と欲が出ます。ただ、当日データは媒体側でも確定しておらず、後から変わります。中途半端な数字を毎時取るより、「前日分まで」と割り切るほうが、仕組みも数字への信頼も安定しました。日次運用で困ることはほぼありません。

データが揃うと、次の段階に進める

副産物として大きかったのがこれです。毎朝データが同じ形式で揃っていると、AIに「点検」までやらせることができるようになります。

CSVの置き場所と形式が固定されているので、「このフォルダの最新データを読んで、CPAが悪化しているところと配信が止まっているところを洗い出して」という指示が毎朝同じように通る。人間は洗い出された結果の判断だけをやればいい。データ収集の自動化は、それ自体の時短効果より、この「次の段階」への土台になることに価値がありました。

まとめ

・管理画面への毎朝の巡回は、API経由の自動収集に置き換えられる。コードはClaude Codeに書かせればよく、書けないことは障壁にならなかった

・ただし落とし穴はある。データ保持期間(収集と保全はワンセット)、CV定義のズレ(検証期間を持つ)、当日データの誘惑(前日分までで割り切る)

・データが毎朝同じ形式で揃うと、AIによる点検・分析という次の段階に進める。自動収集はその土台

【無料】そのまま使えるClaude Codeスキル集をプレゼント中

この記事で紹介したような、広告運用の実務で毎日使っているClaude Codeスキルを、公式LINEで無料プレゼントしています。

laimaLABOを運営する1ndでは、Claude Codeで広告運用の作業をほぼ自動化しています。その現場で実際に使っているWeb広告スキルを、そのまま使える形で配布しているものです。

プレゼントで得られるスキルの一例:

・Meta広告の審査チェック+言い回し変換(「審査ギリギリの攻め版」と「完全安全版」の2案出し)

・Google広告の審査チェック(アカウントBANリスクの検出に特化)

・検索語句レポートから除外キーワード候補を自動抽出

・RSA(レスポンシブ検索広告)の広告文作成

・Google広告の品質スコア改善監査

・広告CSVの自動集計とレポート下地の生成

・成果データから「次に試すべき訴求軸」を洗い出すコピー案出し

・画像生成AIでバナーを作るためのプロンプト設計

・動画広告の台本作成(複数の「型」テンプレート内蔵)

・LP改善の分析(広告データ×アクセス解析の突合)

受け取り方は簡単です。

公式LINEを友だち追加する

・トーク画面で「スキル」とメッセージを送る

これだけで、現在使用しているWeb広告スキル一式をお受け取りいただけます。

BLOG LIST