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クライアントごとのCLAUDE.mdに書いていること|広告運用の場合

案件フォルダの中にある設定ファイルとデータ置き場

Claude Codeは、作業しているフォルダにあるCLAUDE.md(その場所の前提を書いた設定ファイル)を読んでから動きます。私は案件のフォルダを1社1つ用意し、その直下にCLAUDE.mdとデータの置き場を置いています。

担当しているのは20社前後です。毎回「この案件はこういう事業で、ここは触ってはいけない」と説明していたら、それだけで時間が終わります。

CLAUDE.mdに実際に入れている見出し

複数の案件で共通して入っているのは、まず事業そのものの情報です。

・基本情報(事業の内容、所在、連絡先)

・代表者の経歴と、方針・ビジョン

・強みと弱み、主要競合

ここは広告文やLPを書くときの材料です。次に、提案の枠を決める項目が続きます。

・禁止事項・運用上の最重要ルール

・ターゲットと、配信ターゲティングの恒常ルール

・現在のマーケティング状況(配信中の媒体と予算)

・商品やメニューの一覧(広告文を書くときの参照用)

最後が、作業の段取りに関わる項目です。

・データ置き場の構造

・レポートの提出先と形式

・関連する作業手順書と、案件のステータス(停止中・終了など)

事業の説明より、判断に効く項目を先に置くようにしています。

CLAUDE.mdでいちばん効いているのは禁止事項

使ってみて効果がはっきりしているのが、禁止事項の欄です。いま書いてあるのは、過去に実際起きたことだけ。

・広告の審査に落ちた実績のある単語と、その回避の仕方

・現場が混み合っているときは広告を抑える、という約束

・代表者の方針に反する売り方をしない、という線引き

一度やらかした内容を、そのつど1行ずつ足していきます。

動く値はCLAUDE.mdに書かず、正本の場所を書く

価格や仕様のように動くものは、CLAUDE.mdに値を書きません。「正本はこのファイル」と参照先だけを書きます。

パスワードや鍵も書きません。アクセス権の項目には、「パスワードはここに書かない」と明記しています。

条件つきで読ませたいルールは囲む

全部のルールが、いつも必要なわけではありません。広告文を書くときだけ効くルールもあります。

私はそうしたルールの塊を important(その部分だけを目立たせる囲み記法)で包んでいます。どんな作業のときに効くルールかは、属性に書き添える形です。作業の種類が合ったときに、その塊を重点的に読ませる形です。

手順そのものは、CLAUDE.mdではなくスキル(作業手順書)に切り出します。切り分けの考え方は、Claude Codeのスキル・サブエージェント・MCPの使い分けに書きました。

まとめ

・案件のフォルダごとにCLAUDE.mdを1枚置き、前提を毎回説明しない形にする

・判断に効く項目(禁止事項・ターゲティングのルール)を先に置く

・禁止事項には、実際に起きたことだけを1行ずつ足す

・動く値は書かず、正本の場所を書きます。鍵は書きません

いま担当している案件のうち1つで、これまでにやらかした指摘を3行書き出してみてください。それがCLAUDE.mdの最初の3行になります。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

目的に合わせて、次のページもご覧ください。

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