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WordPressへAIから自動投稿する仕組み|REST APIで詰まった点

原稿のテキストとブログの記事一覧を並べて映した2画面のデスク

このブログの記事は、Markdown(記号で見出しや箇条書きを表す書き方)で書いています。公開はWordPressのREST API(外部のプログラムからWordPressを操作する窓口)から行い、管理画面はほとんど開きません。

仕組み自体は難しくありませんでした。詰まったのは、テーマ側の事情と、更新のときの扱いです。この記事では、実際に引っかかった点を中心に紹介します。

投稿の流れ

やっていることは単純です。

・記事をMarkdownのファイルとして書く

・先頭に、タイトル・URL用の文字列・説明文・カテゴリなどの情報を書く

・スクリプトがファイルを読み、WordPressへ投稿する

・公開されたURLを開き、表示が壊れていないかを機械で検証する

認証は、ユーザー名とアプリケーションパスワード(WordPressが発行する、ログイン用とは別の接続用の文字列)で行います。

投稿先は「通常の投稿」ではない

最初につまずいたのが、投稿先の種類でした。

このサイトの記事は、通常の投稿ではなくカスタム投稿タイプ(サイト独自に追加した記事の種類)で作られています。通常の投稿として送ると、記事の一覧に出てきません。

REST APIの受け口も、サーバー側に置いた小さなプラグインが前提になっていました。これが消えると、投稿も更新も全部エラーになります。仕組みを作るときは、消えたら困るファイルを控えておくほうが安全です。

テーマの本文構造に合わせて変換する

次の壁が、本文の作りでした。

このテーマは、本文をカスタムフィールド(決められた入力欄の集まり)で組み立てています。Markdownをそのまま送っても、記事として表示されません。

そこでスクリプト側で、見出しをセクション、段落をテキストの枠、という形に変換しています。目次はテーマが自動で作る仕組みなので、本文には書きません。

変換まわりで、今も残っている制約が2つあります。

・入れ子のリスト型の入力欄は、名前を指定した書き込みが効かない。内部の識別子が必要になるため、いまは見出しを太字にして平らに並べる形で回避している

・バッククォートで囲んだコードの表記に対応していない。そのまま公開すると記号が本文に出てしまうので、強調したい語は半角のダブルクォートで囲む

既存記事の更新で、タグが増える事故

いちばん痛かったのが、更新の方法です。

公開中の記事をAPIで読み戻し、その本文を書き換えて送り返す作り方をしていた時期があります。読み込んだ本文は整形済みのため、書き戻すたびに改行のタグが増えていきました。

いまは、手元の原稿を直してから更新する形に統一しています。公開側から読み戻した本文を、そのまま書き戻さないという決まりです。

人が管理画面で直接直すこともあるので、更新の前に公開中の本文と手元の原稿を突き合わせます。原稿に無い変更が公開側にあれば、上書きせずに報告する形にしました。

公開したら、表示を機械で確かめる

投稿が成功したという応答は、表示が正しいことを保証しません。私は公開直後に、URLを開いて自動でチェックしています。

見ているのは、壊れたタグ、改行の増殖、画像の404、記事の構造の欠落です。固定ページは記事と構造が違うので、判定を切り替えます。

画像は、メディア用の受け口へアップロードして、返ってきたIDをアイキャッチに指定する流れです。生成した画像をそのまま使うので、文字の崩れは人の目で確認してからアップします。

記事を書く側の品質ゲートについては、AIっぽい文章の特徴7つにまとめました。

まとめ

・記事はMarkdownで書き、REST APIで投稿する。認証はアプリケーションパスワード

・投稿先の種類と、受け口のプラグインの有無を先に確かめる

・テーマがカスタムフィールドで本文を組む場合は、変換の仕組みが要る

・公開側から読み戻した本文を書き戻さない。公開後は表示を機械で検証する

自動投稿を試すなら、まず1本だけ下書きとして投稿してください。表示の崩れは、下書きの段階でほとんど分かります。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

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