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GA4とSearch Consoleの受け取りを定型化する|指示書を自動生成

権限設定の画面と手順書を並べた2画面のデスク

新しい案件を受けると、最初にやるのが計測データの受け取りです。GA4(Googleのアクセス解析ツール)とSearch Console(Google検索での表示やクリックを見る無料ツール)の権限をもらいます。そのうえで、自分のデータ収集の仕組みへ繋ぐ流れです。

毎回この作業をゼロから説明するのは手間でした。私はいま、クライアント名を渡すと設置用の指示書ができる仕組みを使っています。この記事では、その中身と、つまずいた点を紹介します。

GA4とSearch Consoleの設置指示書を自動生成する5つの手順

作った仕組みがやっているのは、次の5つです。

・クライアントの正式な名前に解決する(略称や誤記を正しいフォルダ名に直す)

・そのクライアントの資料から、本体サイトのドメイン(サイトの住所にあたる文字列)を取り出す

・設置するコードの最新版を読み込み、対象サイトの指定をそのドメインに置き換える

・テンプレートに差し込む(名前、ドメイン、保存先のシート名、コード)

・ファイルに保存し、同じ内容を画面にも表示する

5つ目は、そのままコピーしてブラウザ操作AIへ渡せるようにするためです。指示書の渡し方は、Claude in Chromeの使い方にまとめました。

コードは指示書に貼り付けず、その場で読む

3つ目の手順に、小さな工夫を入れてあります。設置するコードを指示書の中に固定で持たない、という点です。

コードは改修するものです。指示書に貼り付けたまま持っていると、古い版が配られ続けます。生成のたびに最新のコードを読み込んで差し込む形にしてあります。直した内容が、そのまま次の案件に反映される仕組みです。

ドメインの取り出しにも決まりがあります。プロトコルやパス、末尾のスラッシュを落として、ホスト名だけにします。Search Consoleの登録がドメイン全体でも、URLの一部でも、部分一致で拾えるようにするためです。

固定値は毎回同じにする

毎回変えない値も決めています。共有で使うクラウド側のプロジェクトと、設置に使うアカウントです。

アカウントをわざわざ分けているのには理由があります。普段使っているアカウントでは、認証の段階でブロックされて進めなかったからです。

保存先のシート名も、命名を決めてあります。短い呼び名と用途を並べる形で、法人格は落とします。

つまずくのは設定ではなく「権限が無いのに繋がる」

この作業でつまずきやすいのは、設定そのものではありません。権限の付与漏れです。

設置用のアカウントに、GA4の「閲覧者」権限と、Search Consoleのユーザー登録が済んでいないと、データは空のまま取得できてしまいます。エラーにならないので、接続はできているように見える状態です。

そのため、指示書の末尾には必ず権限の確認を書いています。数字が0のまま続くときは、まずここを疑います。

まとめ

・受け取りの段取りは、指示書を自動生成する形に定型化できる

・コードは指示書に貼らず、生成のたびに最新版を読み込む

・使うアカウントとプロジェクトは固定する。設置専用のアカウントを1つ用意する

・権限が無いとデータが空のまま取れる。エラーにならないので、最初に疑う

新しい案件を受けたら、まず「誰のアカウントで設置するか」を決めてください。そこが決まっていないと、権限の依頼も出せません。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

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