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AIで1日30本超書いて分かったこと|公開できたのは3割だった

合格と不合格の印が並ぶチェック結果を映したノートパソコン

このブログの記事を、1日で30本以上書きました。書いたのはAIで、私がやったのは題材を決めることと、事実の元になるメモを作ることです。

公開できたのは、そのうち3割ほどでした。残りは下書きのまま止めています。この記事では、何がどう落ちたのかを、実際に出た指摘の種類で紹介します。

公開の前に、3つのゲートを置いている

記事が公開されるまでの流れは、次のとおりです。

・ブリーフ(その記事で使ってよい事実と数字をまとめたメモ)を作る

・本文を書く

・機械チェックにかける(文章のルール違反を自動で見つけるプログラム)

・書いたAIとは別のAIにレビューさせる

・公開して、表示が壊れていないかを検証する

このうち止まるのは3と4です。今回は、ほぼすべての原稿が3で1回はひっかかりました。

機械チェックで多かったのは2種類

提出前のチェックで多かった指摘は、次の2つです。

・同じ種類の文末が3回続いている

・専門用語を、定義より先に使っている

どちらも読みやすさの問題です。AIは放っておくと、同じ調子の文を並べます。人が読むと単調に感じますが、書いている側は気づきません。機械で弾くのが確実でした。

AIが書いた文章の見分け方は、AIっぽい文章の特徴7つにまとめています。

別のAIのレビューで落ちた7種類

機械チェックを通っても、別のAIに読ませると指摘が出ます。今回よく出たのは、次の7種類でした。

・時制のねじれ。いまも続く運用を「〜でした」と書いてしまう

・「〜になります」の乱用。正しくは「〜です」

・用語の定義の形式が、機械チェックの想定と合っていない

・見出しの数と、タイトルや説明文の字数が基準から外れている

・内部リンクの問題。まだ公開していない記事に張る、説明がリンク先より大きい

・事実の元になるメモに無いことを書いている

・仕様をうろ覚えで書いている

1が今回いちばん多く出ました。原因ははっきりしていて、文末の3連続を避けようとして過去形に逃げたからです。機械チェックを通すための調整が、別の問題を作っていました。

実際に止まった「事実の誤り」

読みやすさ以上に危ないのは、6と7です。今回、公開前に止まった誤りを3つ書いておきます。

・制度をまとめた表の件数を、ファイルの行数で書いていた。実際の件数は4分の1だった

・広告の除外キーワードで、特定の指定なら表記のゆれも止まると書いた。実際には止まらない

・広告のデータを取り出すための鍵について、有効期限で無期限が選べないと断定した。自分が見た画面の話であって、環境によって違う可能性がある

どれも、そのまま出ていたら読んだ人が間違った設定をしていたはずです。AIの文章で怖いのは、間違っていても文章としては自然に読めることです。

公開できなかった記事は、悪い記事ではない

今回の運用では、「2回続けてレビューでFAILしたら公開しない」という決まりを置いています。止まった記事の多くは、指摘をすでに直した状態です。それでも、直したあとの再レビューを通していないので公開していません。

この決まりを外せば公開数は増えます。ただし、外した瞬間に「直したつもり」の記事が出ていきます。今回のように1日で数十本を回すと、その判断を人が全部追えません。止める条件は、量を増やすときほど厳しくしておく必要がありました。

レビューを別のAIにさせる理由は、AIに任せる範囲を3段階で決めるに書いた考え方と同じです。作った本人は、自分の書いたものを正しく見えるように読んでしまいます。

まとめ

・1日で30本以上書いて、公開できたのは3割ほど

・機械チェックで多いのは、文末の3連続と、用語を定義より先に使うこと

・別AIのレビューで多いのは、時制のねじれと、メモに無い記述

・事実の誤りは文章として自然に読めるので、機械と別AIの両方で止める

AIに記事を書かせるなら、まず「その記事で使ってよい事実」を1枚のメモにしてください。そのメモが無いと、レビューでどこまでが創作かを判定できません。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

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