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Claude Codeで翻訳ツールを自作|選ぶだけで英語記事を要約する

英語の記事を選択すると日本語の要約が吹き出しで出ているMacの画面

文章を選ぶだけで日本語の要約が出る翻訳ツールを、Claude Code(作業の実行まで任せられるAIツール)に作ってもらいました。Macの常駐ツール(起動したままにしておき、いつでも呼び出せる道具)で、名前は「にゃん訳」です。

広告の最新情報は、海外の公式発表で出ます。英語を読む手間を減らすために、選んだその場で要約が出る形にしました。コードはClaude Codeが書いています。この記事では、何ができるものかと、作るときに引っかかった設定を書きます。

選んだ文章を、猫のボタン1つで日本語の要約にする

使い方は単純です。

・読みたい文章をドラッグして選ぶ

・マウスのそばに出てくる猫のボタンを押す(キー操作のcontrol+option+Jでも同じ)

・画面の右上に猫が出てきて、日本語の要約を吹き出し(画面に浮かぶ小さな枠)で返す

吹き出しからは、要約だけでなく全文の訳も出せます。

対応しているのは、画面の文字だけではありません。範囲を選んでスクリーンショットを撮る操作(control+option+K)もあります。こちらは、写った画像の文章を読み取って要約する操作です。

呼び出し口は、もう1つあります。Siriに「翻訳起動」と言う方法で、ショートカットアプリでURLを開く設定です。

翻訳の中身は、手元のClaude Codeを呼んでいる

要約や翻訳そのものは、このMacに入っているClaude Codeにやらせています。呼ぶときに使うのは "claude -p" というコマンドで、1回だけ質問して答えを受け取る使い方です。

この形にしたので、APIキー(外部のサービスを使うための鍵の文字列)は要りません。すでに手元で動いているものを、別の入り口から呼んでいるだけという作りです。

アプリ自体はSwift(Macのアプリを作る言語)で書かれています。私はSwiftを書けませんが、コードはClaude Codeが書いています。

最初の版は、選んだ文字ではなく古いコピーを訳していた

最初に出てきた版は、私には使いにくいものでした。選んだ文字ではなく、クリップボード(コピーの一時置き場)に入っている中身を訳す作りだったからです。

コピーしていない文章を選んだ場合、前に別の場所でコピーした古い文字が訳されます。これでは「選ぶだけ」になりません。

そこで、選んだ部分だけを訳す形に作り直しました。いまはクリップボードの中身を読まず、書き換えもしません。

翻訳ツールを作るときに引っかかった3つの設定

動かすまでに手間取ったのは、周辺の設定でした。

・選んだ文字を読み取るには、Macのアクセシビリティ(ほかのアプリの画面を読む許可)をオンにする必要がある

・アプリを作り直すたびに、この許可が外れる。そのつど、もう一度オンにする

・呼び出すときに、普段の作業用に設定した自動処理が動かないよう、設定の読み込み範囲を絞る

3つ目は、Claude Codeを別の目的で呼ぶときに起きる問題です。普段の作業用に入れているフック(決まった場面で自動的に走る処理)が、翻訳のときにも動いてしまいます。フックを実務でどう設定しているかは、Claude Codeのフックで作業の抜けを止めるに書きました。

まとめ

・文章を選ぶだけで日本語の要約が出るMacの常駐ツールを、Claude Codeに作ってもらった

・使い方は、選ぶ→猫のボタン(またはcontrol+option+J)。吹き出しから全文訳にも切り替えられる

・画像の中の文章は、範囲を選んでスクリーンショットを撮る操作(control+option+K)で読み取る

・翻訳の中身は手元のClaude Codeを "claude -p" で呼んでいるので、APIキーは不要

・最初の版はクリップボードの古い中身を訳していたので、選んだ部分だけを訳す形に作り直した

・引っかかったのはアクセシビリティの許可、作り直しで外れる許可、フックの読み込み範囲

海外の発表を追う仕組みとしては、公式の更新履歴を定点で見る方法もあります。そちらはClaude Codeのアップデートを公式の更新履歴だけで追う仕組みにまとめました。英語の発表を読む回数が多いなら、選ぶだけで要約が出る道具を先に作るほうが手数は減ります。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

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