• Google広告
  • フリーランス
  • 企業担当者
  • 広告運用

Google広告のCVRが約4分の1に急落|原因はCV定義の変更だった

折れ線グラフがある地点から急に下がっている広告の管理画面

CVとは、申し込みや予約など、成果として数える行動のことです。そのCVR(広告をクリックした人のうち、CVに至った割合)が急に落ちたときは、調査を始める前に定義の変更履歴を見ます。

あるGoogle広告のキャンペーンで、ある週を境にCVRが約4分の1になったように見えました。私は不調だと判断して、LP(広告の飛び先ページ)の行動データまで使った調査に入りました。結果として、原因は2か月ほど前に私自身が出した指示です。この記事では、何が起きていたのかと、同じ見誤りを避けるための決めごとを書きます。

約4分の1に落ちたように見えた

変更前のCVRは、約12%でした。変更後は3%から4%です。並べて見ると、ある週を境に大きく下がったグラフです。

数字の形だけ見れば、何かが壊れたとしか思えません。私は原因を探しに行きました。

LPの行動データまで調べてから、原因が自分の変更だと分かった

調査では、広告の管理画面だけでなく、LPの行動データも見ました。ヒートマップ(ページのどこが見られ、どこがクリックされたかを色で示す図)のツールまで持ち出した調査です。

それだけ調べても、LP側に落ちた理由が見つかりませんでした。原因に当たったのは、設定の履歴をさかのぼってからです。2か月ほど前に、私の指示で「予約ボタンのタップ」をコンバージョンから外していました。

予約完了だけを数えるように変えた結果です。数字が実態に近づいただけで、成果そのものは落ちていませんでした。

LP上の行動は、むしろ良くなっていた

実際の行動データは、下がっていませんでした。外部の予約ページへ進む割合は、変更前が13.2%、変更後が16.1%です。

落ちたのは、数え方を変えた側の数字だけでした。変更前の約12%はタップを含んだ値で、変更後の3%から4%が実際の予約にもとづく値です。

定義を変えた日をまたいで比べない

この件のあとに決めたことが3つあります。

・時系列で比べるときは、定義を変えた日をまたいで比べない

・「以前は良かった」の基準に、変更前の数字を使わない

・ある日を境に急落を見たら、調査の前にCV定義の変更履歴を確認する

3つ目を先頭に置いたのは、調査のコストが大きいからです。LPの行動データを集めて読む作業より、設定の履歴を見るほうが先に済みます。

あわせて、定義を変えた日を案件ごとのメモに書き残すようにしました。2か月前の自分の指示は、記録がないかぎり思い出せません。

急落に見えるときの見分け方

媒体の数字とアクセス解析の数字が合わない場面では、別の原因も考えられます。計測の重複や時間のずれについては、広告とGA4の数字が合わない4つの理由に書きました。

この件では、じわじわ下がったのではありませんでした。ある週を境に水準が移って、そこで落ち着いた形です。変更後は3か月ほぼ横ばいで、グラフは段差の形です。

データから課題を切り分ける手順そのものは、グロース課題解決の進め方に書きました。

まとめ

・CVRがある日を境に急落して見えたら、調査の前にCV定義の変更履歴を見る

・変更前の約12%はボタンのタップを含んだ値で、変更後の3%から4%が実際の予約にもとづく値

・LP上の行動は落ちていなかった。外部の予約ページへ進む割合は13.2%から16.1%へ上がっていた

・変更後の3%から4%が実予約ベースの基準。その後3か月ほぼ横ばいだった

・時系列で比べるときは、定義を変えた日をまたがない。「以前は良かった」に変更前の数字を使わない

・定義を変えた日は、案件ごとのメモに書き残す

最初に手を付けるのは、落ちた日の前後で設定を触っていないかを確かめる作業です。触っていれば、そこで比較は切れます。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

目的に合わせて、次のページもご覧ください。

・プロフィール

・集客支援をお探しの方へ

・AIを仕事にしたい方へ

【無料】そのまま使えるClaude Codeスキル集をプレゼント中

この記事で紹介したような、広告運用の実務で毎日使っているClaude Codeスキルを、公式LINEで無料プレゼントしています。

このサイトを運営する1ndでは、Claude Codeで広告運用の作業をほぼ自動化しています。その現場で実際に使っているWeb広告スキルを、そのまま使える形で配布しているものです。

プレゼントで得られるスキルの一例:

・Meta広告の審査チェック+言い回し変換(訴求をできるだけ残した版と、アカウント保護を優先した安全寄りの版の2案出し)

・Google広告の審査チェック(アカウントBANリスクの検出に特化)

・検索語句レポートから除外キーワード候補を自動抽出

・RSA(レスポンシブ検索広告)の広告文作成

・Google広告の品質スコア改善監査

・広告CSVの自動集計とレポート下地を作るスキルの作り方ガイド

・成果データから「次に試すべき訴求軸」を洗い出すコピー案出し

・画像生成AIでバナーを作るためのプロンプト設計

・動画広告の台本作成(複数の「型」テンプレート内蔵)

・LP改善の分析(広告データ×アクセス解析の突合)

受け取り方は簡単です。

・公式LINEを友だち追加する

・トーク画面で「スキル」とメッセージを送る

これだけで、現在使用しているWeb広告スキル一式をお受け取りいただけます。

BLOG LIST