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LINEの自動応答を1本足したら、既存の受信通知が丸4日止まった話

通知の届いていないスマートフォンと設定画面のノートパソコン

LINEの配信ツールで自動応答を1本足したところ、それまで動いていた受信通知が丸4日止まりました。設定を変えた本人が私なのに、原因にたどり着くまで時間がかかっています。

通知は、来ないことに誰も気づけません。この記事では、何が起きたのかと、同じ事故を防ぐための手順を紹介します。

何が起きたか

ある案件で、LINEに届いたメッセージをチャットツールへ転送する通知を動かしていました。担当者はその通知を見て、届いた内容を確認します。

そこへ、別の目的で自動応答を1本追加しました。設定したのは一律応答(すべてのメッセージに反応する設定)です。この日から、チャットへの受信通知が止まりました。

止まったことに気づいたのは4日後です。その間、届いたメッセージが見落とされ、後続の連絡にも影響が出ました。

原因は、自動応答が「既読」を作ること

調べて分かったのは、自動応答が発動したメッセージは既読の扱いになる、という仕様でした。

配信ツールの通知設定が対象にしているのは、未読のメッセージです。自動応答が先に反応してしまうと、そのメッセージは通知の対象から外れます。

一律応答は、すべてのメッセージに反応します。つまり1本置いただけで、受信通知が全部止まる形になりました。

公式のヘルプには、この挙動がキーワード応答の例で書かれています。一律応答の説明としては見当たらず、読んだだけでは気づけませんでした。

もう1つの仕様:一律応答は最初の1件しか動かない

同じ設定には、もう1つ気をつける点があります。一律応答は、並び順で最初の1件しか実行されません。

2本目を足しても動かないので、「設定したのに反応しない」という状態になります。既存の一律応答があるなら、新しく足すのではなく、そのアクションの動作リストに処理を1行加えて統合します。

事前と事後に、何を確かめるか

この事故のあと、手順を2つ足しました。

・作る前:既存の自動応答があるかを必ず確認する

・作った後:通知設定が生きているかを、テスト送信で確かめる

テスト送信は、自分でメッセージを送って、チャットに通知が届くかを見るだけです。1分もかかりません。設定を触った日に確かめておけば、4日も放置することはありませんでした。

■ ほかにも、通知の対象外になる場面がある
同じ理由で通知が来ないケースが、ほかにもあります。

・配信の対象から外している友だちからのメッセージ

・ボタンや画像、リッチメニュー(トーク画面の下に固定で出るメニュー)のタップ

どれも「反応がない」のではなく、「通知の対象ではない」だけです。原因を探すときは、まず対象かどうかを疑うと早く進みます。

通知を受け取るチャットツール側にも、注意点がありました。自分から自分へ送る通知は、未読のマークが付かないことがあります。届いているのに気づかない状態になるので、通知専用のアカウントを用意しました。

通知が止まったことに気づく仕組みを持つ

いちばんの学びは、通知の設計そのものです。

異常を知らせる通知は、鳴らないときに何も起きません。壊れていても、静かなだけで、見た目は平常時と変わらないのです。私はこの件のあと、通知が動いているかを確かめる方法をセットで用意するようにしました。

ステップ配信(登録した人へ順番に自動で送るメッセージ)の設計そのものは、LINEステップ配信の設計のやり方にまとめています。配信ツールへ移行するときの落とし穴は、UTAGEの一斉配信がLINE友だちに届かない理由に書きました。

まとめ

・自動応答が発動したメッセージは既読の扱いになり、受信通知の対象から外れる

・全メッセージに反応する設定を1本置くと、受信通知が全部止まる

・一律応答は最初の1件しか動かない。追加ではなく既存の設定に統合する

・作る前に既存の設定を確認し、作った後はテスト送信で通知の生存を確かめる

いま自動応答を使っているなら、自分のLINEからテストのメッセージを1通送ってください。通知が届かなければ、すでに止まっています。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

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