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AI音声の読み間違いを文字起こしAIで見つける|照合の手順と直し方

原稿のテキストと文字起こしの結果を左右に並べて見比べる画面

AI音声の読み間違いは、できた音声を文字に戻して原稿と照合すると見つかります。私が使っているのは、このMac上で動く文字起こしAI(音声を聞き取ってテキストにするソフト)のWhisperです。

ある案件のSNS動画で、原稿を音声合成(文字を読み上げて音声を作る仕組み)でナレーションにしています。ナレーションはFish Audio(声のモデルを指定できる音声合成サービス)で作っています。できたナレーションを、画像や動画と合わせて縦長の動画にする流れです。この記事では、照合で見つかった誤読の実例と、直すときに触っていい場所を書きます。

できた音声を文字に戻して、原稿と照合する

手順は3つです。

・原稿の文をAI音声に送って、ナレーションの音声を作る

・その音声を文字起こしAIにかけて、テキストに戻す

・戻ってきたテキストと、元の原稿を並べて見比べる

照合で見ているのは、2つのテキストの違いだけです。原稿にある語が、戻ってきたテキストで別の語になっていれば、そこを誤読の候補とみなします。照合にかける原稿そのものの組み立ては、リール広告の台本は6パート構成に書きました。

読みが崩れたのは、伸ばす音と「…」の2つ

読み上げで崩れやすいのは、長音(母音を伸ばして読む音)と「…」の2種類です。崩れたのは、次の3か所です。

・「獣医師」が「じゅうし」になっていた

・「来院」が「らいん」になっていた

・「…」で終わる文の読みが崩れて、別の単語に聞こえた

前の2つは、使っていた声が長音を詰めやすかったために起きました。

直すのは、音声合成に送る文だけ

誤読を直すとき、私は原稿そのものを触りません。変えるのは、音声合成に送る文だけです。

・「獣医師の、触診」のように読点を入れて、長音を詰めさせない

・「らい院」のように、かなと漢字を混ぜる

・「…」を読点に変える

画面に出す文字は、原稿のままです。音声用の文と表示用の文は、別々に持ちます。1つの文を両方に使うと、読みを直したぶんだけ画面の文字も変わります。

原稿の文言は、1語も足しません。「です」を1語足しただけで、レビューで指摘されたことがあります。

ひらがなにするのは、意味が変わらない語だけ

読みを直すときは、前の章の「らい院」のようにかなと漢字を混ぜます。ただし、かなにすると意味が変わる語には使いません。

数字が入った用語も、算用数字のままで問題ありませんでした。読みが崩れていない語は、そのままにしています。

照合でOKだった音声は、保存して使い回す

音声合成は、同じ文を送っても毎回読みが揺れます。

そこで、照合を通った音声ファイルは保存する決まりにしました。次に同じ文を使うときは、作り直さずにその音声を使います。

まとめ

・AI音声の誤読は、できた音声を文字起こしAIでテキストに戻し、原稿と照合して見つける

・照合で見るのは2つのテキストの違いだけ。原稿の語が別の語になっていれば、そこが誤読の候補

・崩れた例は「獣医師」が「じゅうし」、「来院」が「らいん」、「…」で終わる文の3つ

・直すのは音声合成に送る文だけ。読点を入れる、かなと漢字を混ぜる、「…」を読点に変える

・画面に出す文字は原稿のまま。原稿の文言は1語も足さない

・ひらがなにすると意味が変わる語は、そのままにする。照合を通った音声は保存して使い回す

AI音声ができたら、動画に乗せる前に文字起こしへ回します。原稿と並べて、違う語になっている行だけが直す対象です。

この記事を監修した人

執筆:Claude Code スキル「ライティング君」

監修:岸本 成(合同会社1nd)

広告運用を起点に、SNS、ホームページ、店舗や施設での集客まで、全体の設計と実践を手がけています。

・2020年:広告運用者として活動を開始。SNSやGoogleマップの運用にも知見があり、広告以外の集客の相談にも数多く応えてきました

・2025年:AI導入支援事業を開始

・2026年6月:FDM(Forward Deployed Marketer。顧客の現場に入り、AIとマーケティングで集客の仕組みを作る専門家)として、集客支援の請負を開始。現在11のクライアント様で実施中

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